今年も残すところ5日となりました。
相変わらず、バタバタと日をすごし、年末のホリデーに入っています。
担当している2年生のうち私費生は11月末で授業を終え、先週23日に12カ月コースの私費生たちと一緒に卒業しました。 いつものごとく、式後の会場は撮影会となっていました。
今年も経済的な事情で留学を諦めた私費生が何人かいて、残念でした。 とくに、EJUで高得点をマークしたのに、夢が実現しない学生を見るのはつらいです。
EJUの結果は、卒様式の次の日に届きました。
私費生は、その点数によって運命が決まります。 専門学校に合格していても、日本語の点数が200点に満たなければ、入管で拒否されます。〈留学ビザが出ません〉 専門学校の場合は、そのほかに、JLPT(日本語能力検定試験)で、N2級にパスすることによってもOKが出ます。
12カ月コースで、1人、JLPTの結果待ちの学生が出てしまいました。
国立受験組は、EJUの結果で志望校を最終決定します。 女子学生の1人が思うように結果が伸びず、泣き出してしまいました。 私も、予想外の結果に、正直焦りましたが、これが「試験」なのです。
足切りのない大学の2次試験で頑張るように声をかけました。 1月の受験対策、こちらも緊張!!
今回のEJU,日本語の世界平均が、今までに見たこともないような高い点数になりました。 今年から、出題形式、点数配分が変わったことも影響していると思いますが、「あらま」という感じです。
我が校の学生たちの結果は、まあ、想定内というところでしょうか。
これから、分析して、来年に向けての対策を考えます。
国費生は、EJU,修了試験、校内定期試験、出席率等々が判定資料となり、1月中旬、留学の可否が決まります。
今月14日から4日間、修了試験がありました。
そして、24日には神妙な顔をして、EJUの結果を受け取りに来ました。
今は、「首を洗って待っている」 のです。 いや、待っているはずです。
遊び呆けないように、スクールホリデーの間に、自由研究をし、1月に発表することになっています。 毎年、学生たちが意外な面を見せてくれるので、今年も楽しみにしています。
日本と違って、年末年始の休日は1月1日だけです。 したがって、私たち教師は普通に出勤。 ただ、年休を取る者が多いので、教務室は静かでしょう。
私も主人と1日ぐらい、ゴルフを楽しもうかな。
一人で年越しをするのは寂しいということで、31日、単身者は我が家に集まって「紅白」をみたり、屋上でBBQをしたりしようと計画しています。