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ホリデーですが...2012.04.08 Sunday
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今週はスクールホリデーです。
といっても、学校のリノベーション工事が入っているので、今日は日曜日ですが出勤しています。
社長と二人の静かな職場です。
教師たちは、帰国したり旅行を楽しんだり、休養に努めているものもいるでしょう。
実は2週間前に突然、弟から甥の結婚式をすると連絡がありました。 インドネシアに転勤が決まったから急きょ挙式するというのです。 出席したいのはやまやまですが、調整がつかず、断念。
もうすぐ、式が始まる時間です。 甥の花婿姿を思い描きながら、仕事の合間にブログを書いています。
工事は、始まって小一時間もすると、音が聞こえなくなります。 休憩です。 まあ、暑い国だから、休憩を多めにとるのは仕方がないとしても、今週末までに終わるのかなと心配になります。
今も、昨日するはずの電気工事が、”今日も行われていない”と社長が業者と交渉しています。
ホリデー前は、この際ということで、あちらこちら整理をするのが大変でした。 大掃除です。 教務室の本棚も、それぞれの机やロッカーも空にしました。 今、教室が一つの物置になっています。
ホリデー明けが入学式ですから、来週日曜日の午後には態勢を整えなければなりません。
工事の騒音が心配だったのですが、土曜日に定期試験の再試験をしました。 各教科で50%を割ったものが受験します。
理系3科目の受験者は同じ顔ぶれが7人。 1人の学生は、全科目再試験です。
国費生は成績が50%を割ると、準備教育コースにいられなくなります。 瀬戸際に立っている学生が3名います。
そんな大事な日に、なんと寝坊して挽回のチャンスを逸した学生がいたのです。 1限目が終わったところでやってきました。 何をかいわんや、です。
4月に私費、5月に国費の新入生が入ってきたら、先輩としての自覚ができて、しっかりするでしょうか。 期待するしかありません。
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新しい扉2012.04.07 Saturday
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ずいぶんご無沙汰してしまいました。
クラス数が減って授業の持ちコマ自体は忙しい時の半分くらいながら、何かしらすることがあって、追われています。
昨年と違って、今年は国費生が予定通り日本に向けて旅立ちました。
3月22日、23日と2グループに別れての出発だったので、2回KLIAへ見送りに行きました。
空港での光景は例年通りですが、それでも年々ドライになっているのを感じます。「涙、涙」という別れはあまり見られなくなりました。やはり、通信技術が発達してさまざまな情報に触れる機会も多くなり、以前のように「遠く離れる」という意識がなくなったのでしょう。
「子供が日本にいる間に、訪ねたい」という親も少なくありません。エアアジアが利用できるようになったこともありますが、マレーシアの人々の生活が豊かになったと感じます。
最近は、日本に着いたその日から、FACEBOOKで学生の様子がわかります。雪に興奮している姿もあれば、自転車で買い物に出かけている姿も見られます。日本語の成績が芳しくなかった学生が「先生、大丈夫、心配ないよ」 と嬉々として伝えるのを、安心と不安の入り混じった気持で読んでいます。
新しい環境に慣れて、充実した学生生活を送ってほしいと祈っています。
新しい生活を始めるべく、希望を抱いてマレーシアに戻ってきた者もいます。無事に学士となった卒業生たちです。今年も日系企業に就職する学生が少なくありませんが、親元に戻って起業するというのもいます。帰国して、顔を見せてくれるのは何よりうれしいです。後輩たちのモチベーションをあげるために、経験したことを伝えてもらいました。
これからの活躍を心から祈ります。
日本の3月、4月は人生の節目となる出来事がある時期です。
マレーシアでも、SPM(高校卒業試験のようなもの)の結果が出て、進学を考えるときになります。
我が校の照準は日本留学なので、4月入学。
昨年の3.11以来ますます減り続けている日本留学希望者ですが、何とか上昇させたいと教育フェアなどを通して頑張ってきました。
再来週の私費生の入学式、何人の学生が新しい扉を開こうとしてくれるでしょうか。
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環境整備2012.02.20 Monday
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昨年末、社長の提案で、改善できることを改善しようということになり、教職員が気づいたことをメモしました。
不足品の補充などは簡単にできますが、必要にせまられて継ぎ足し継ぎ足ししてきた電気コードの整備、欠けたり盛り上がったりしている床面の補修、スラウ(お祈り部屋)の引っ越しなどは大変です。
業者の選定、下見、見積もり、作業日程調整と、時間も費用もかかります。
まず、屋上にプレハブのスラウができました。旧スラウは改装して、会議室にしようと計画しています。教師たちの憩いの部屋としても使えます。が、スクールホリデーでないと工事ができません。
できることから順位をつけて、学びの環境を、そてし、働く環境を整えていく予定です。
ところで、海外の教育施設で教員を確保するのは易しいことではありません。国の機関なら対応もあつく、応募者が多いのですが、私立はそういうわけにはいきません。
以前と違って、「海外で教えてみたい」という人が増えているのは確かなのですが、特に教科は日本国内でも不足気味だといわれているくらいですから、すぐには見つかりません。
教える内容上、高校で教鞭をとっている人ということになります。 日本語が十分ではない学生に日本の高校生並みの力をつけさせるのは大変です。
それでも、今の我が校の先生たち、腰を落ち着けて頑張っています。
日本語教師はというと、2〜3年で移動する人が多いです。慣れて戦力(就学生教育は戦いです!!)として十分という頃に帰国してしまうのが残念です。今年も補充をしなければならず、募集をしたのですが、予想外に応募者が多く、驚きました。いつもになく男性が多かったことにもびっくりしました。
いずれも教育に情熱を持って臨まれる方々で、うれしいことです。
古きを改め、新しい息吹を取り入れて、マンネリ化しないように歩んでいきたいものです。
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変わりました2012.02.11 Saturday
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なんと3か月ぶりに美容室に行ってきました。
週日は仕事があるので、たいてい土曜日の午後に行くことにしていますが、なぜか行く機会を逸していました。 日曜は定休日だし、美容師がチャイニーズなので中国正月の間は休みだったし...
さすがにまとまりがつかなくなってきて、今日はゴルフが午後だったのを幸いに...
久しぶりに行ったら、美容室が様変わり。
「いつリノベーションしたの?」
「もう、3か月くらいになるわよ。 ずっと来なかったからでしょう」
主人はその間に行っているのに、改装については話題にならなかったのです。
1997年に主人の赴任について来た時からずっとつき合っている美容師さんなので、私が座るとさっさと切り始めます。
「ついでに、爪の手入れもしたら?」 その美容室には、マニュキア専門の女性がいます。
カット、ヘアカラーをしてもらいながら、指先の手入れ...
つやつやの美しい爪になりました。
「今晩は、Skype でご主人にヘアスタイルと爪を見せてね」 という言葉に送られて店を出ました。
ヘアカラーとカットで、RM198、 爪の手入れが RM30 でした。
ヘアカラーと言えば、昨日の夕方、卒業生が訪ねてきてくれたのですが、そのうちの1人が茶髪のなかなか格好いい青年で、在校生たちが 「誰だろう」 という顔で興味深げに見ていました。
彼、L君は今年国立のK大学を卒業し、4月から文系トップの国立H大の大学院に進むことになっています。 我が校で自分より成績が下だったクラスメートが格上の大学に進んだことが、彼を奮起させたのです。
「この学校で勉強したことで、僕の人生は変わった」 と言っています。
高校時代は「劣等生」とみられていた彼の頑張りに、教師たちは拍手を送っています。
そして、後輩たちも頑張っています。卒業式を終えて、入学試験に臨んだ私費生たちが合格通知を手にしています。 今年も1年コースから国立大学合格者が出ました。
その I さんの受験対策の授業を担当して、「う〜ん、厳しいかな」 という感じがしたのですが、彼女のいいところは、決してめげない、論文などを完全なものになるまで何度でも書きなおしてくるという点でした。
夜遅くまで机に向かっている娘さんをご両親もとても心配されていたようです。
「両親が、やさしくなりました」と、にこにこしながら話してくれました。
まだ、これから日本へ受験に行く学生がいます。 国立大学の入試のピークは2月末ですから。
体調に気を付けて、持てる力を存分に発揮してほしいものです。
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宣誓!!2012.02.06 Monday
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スクールホリデーは終わったのですが、KLデーやタイプーサムなどの祭日が続き休みばかり。 今は4連休中です。
スクールホリデー明けから 「2年生」 になった学生たちに、発破をかける集会を開きました。
各教科の教師たちが、勉強にどう取り組むかを話し、自覚を促すのです。
言いたいことはどの教科も同じで、「休まない」、「今日することを明日に延ばさない」、「わからないことをそのままにしない」。 「明日やろうは馬鹿野郎」 というフレーズが気に入ったようですが...
私は、2年生の授業の1限目に、学生たちに 「宣誓」 をさせました。 運動会で先輩達が格好よくやっていたのをみんな覚えていますから。
「宣誓!! 私たちはこの学校の学生として、授業中は集中し、帰宅後は復習を欠かさず、宿題は翌朝必ず提出することを誓います。」
全員が署名して、黒板の横にはってあります。 社会科の先生も、時々授業の前に読ませるそうです。
今年の2年生は、手がかかりそうです。 各教科とも、今までの学生たちより数段力が劣るとの評価です。 あ〜あ、大変。
2,3月は「農閑期」です。
4月の新入生が入ってくるまで、日本語科は授業の担当数が半分。 毎年この時期に、前年度のカリキュラム、教材を見直すことにしています。
担当した教師から意見をきき、修正をするのが私の仕事です。 もちろん一人ではできませんから、分担してもらっています。
初級から中級に移行する時が大事なのですが、例年その時期は受験クラスは忙しさのピークにあり、このところちょっと目が生き届いていなかったかなという反省もあって、今回は力を注ぎたいと思っています。
休みといえば午前中はゴルフ。
最近は回数が多いので、調子がいいです。 良く運動しているから、身が軽くなる(体重です!!)はずなのですが、なぜか減るどころか...なのです。
考えてみれば、「パワー不足にならないように、食べる」し、「この1杯のためにやっている」というものがあるから当然でしょうか。
それに、午後や夜にもおしゃべりしながら飲み、食べる機会も多くなりますから。
今日は、お昼ごろから去年からゴルフを始めた同僚が練習したいというので、ドライビングレンジ、練習ラウンドにつきあいます。
昨夜は、我が家に来客があり、11時頃まで飲んでいたので、今朝は久しぶりにゆっくり起床、のんびり過ごしました。
外は、晴れて暑そうです。 しっかり水を飲みましょう。 「熱中症」に気を付けて...
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食べられちゃった2012.01.30 Monday
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スポーツにウオーミングアップはつきものですが、最近ドライビングレンジで調整しないでコースに出ると前半スコアがまとまらなくなってしまいます。後半は何とか持ち直しますが...
体が硬くなってきているのでしょうか。
主人は 「ゴルフは自転車と同じで、一度振り方を覚えたら忘れないものだ」 といいます。が、そうかな ? 私は出発がテニスなので、疲れたりすると、どうもその影響が出る...
昨日も、30球ばかり打ってからと思って、ちょっと早めに家を出ました。ところが、銀行に寄ってオートマシーンにチェックデポジットをしたら、ATMカードが呑み込まれてしまいました。
「あら、どうしましょう」
休日なので、行員はいません。セキュリティーに連絡先を聞くと、
「こういうことは、時々、あるんだよ。明日の朝までどうしようもない。9時半に来い」 というのです。 あ〜、この後、現金を出そうとおもっていたのに。
時間を無駄に過ごし、ゴルフクラブに着いてからも、友人と2ボールだったので、ジョイントできるパートナーを捜したりしていて、結局練習できないままコースに出ることに。
やっぱり、立ち上がりに難あり、でしたが、キャディーがよかったので1アンダーで回ることができました。ドライバーはいま一つ、アプローチショットには満足!!
そして、今日、午前中は授業があったので、午後銀行に行ってきました。
「昨日、マシーンにカードを食べられちゃった」
「OK,ちょっと待ってて」
ものの2〜3分で、私のカードが戻ってきました。
こんなことがあるので、クレジットカードは作らないようにしているのです。
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気分転換かな2012.01.24 Tuesday
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「恭喜發財」 (Gong Xi Fa Cai)
チャイニーズニューイヤーです。
20日の夕方、国費生の留学資格判定会議を終え、学生たちに結果を伝えるべくプトララジャを後にしたところまでは良かったのですが、道を間違えてしまいました。中国正月前の週末、帰宅ラッシュの時間、さらに激しい雨とトリプルパンチ。予定を1時間過ぎて学校に戻ってきました。
「首を洗って待っていた」 学生たち、私が教室に入ると、シ〜ン。
前日の夜、謝恩会をしてくれたときののびのびとした笑顔はどこへやら、神妙な面持ちで待っていました。
今年は理系学生の日本語と数学の伸びがいま一つで心配しましたが、何とか関門を通過しました。
(ただ、希望する大学に受け入れてもらえるかどうかは、まだ分かりません。)
学生たちは一様にほっとした顔をしていましたが、結構クールでした。以前は、本当に心配していた学生が泣き出したり、歓喜の声を上げて抱き合ったりする姿が見られたものですが...
「政府奨学生としての自覚と責任をもって行動するように」 と話して終わりました。
土曜日の朝、退寮。今頃はみんな故郷で家族に甘えて、のんびりしていることでしょう。
私も、一区切りついて、安堵。
チャイニーズニューイヤー明けに、新2年生と対面するまで、気分転換 !!
気分転換と言えば、言わずと知れたゴルフ ? 主人が帰国してしまったので旅行もできず...
いつものクラブでは代り映えしないので、友人とほかのクラブでプレーしたりしています。
肩の荷が下りたからか、よく飛ぶ!!一昨日、久しぶりにいいスコアで快調にプレーしていたのに、最後の3ホールで調子が狂ってしまいました。そして終わるころには、吐き気が...
あまりに集中しすぎて、水を飲むのを忘れていました。
「あ〜、熱中症だ」
というわけで、中国正月初日はは休養。深夜の花火もベッドの中で音だけ聞いていました。
1日家にいて、1年分の教材や事務関係の書類を整理し、洋服ダンスの整理をして、これも気分転換かしら。
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